パーソナリティとは、人格、個性、個人の統一的・持続的な特性の総体のこと。
もともと意識そのものである私たちが、物理的な現実を経験するためのしくみ。
物理的な現実で自分自身をユニークに経験させてくれる要因ではあるが、≪大いなる全て≫ ≪無条件の愛≫と調和した自分本来の波動を通すフィルターでもある。
スピリットとしての非物理的な現実から物理的な現実へと自分自身を結晶化させ、肉体を持つときに、このパーソナリティの枠組み、フィルターのようなものが自分本来の波動の上に重ねられる。
経験される現実は、そのフィルターを通った後に作られる。
だから、このパーソナリティが≪無条件の愛≫と調和した自分本来の波動とずれていると、ワクワクすることをスムーズに実行することができなかったり、苦痛や恐れなど、いわゆるネガティブな感覚を感じたりすることになるという。
パーソナリティの構造には、物理次元で生きていくための基本的な三要素、「観念/感情/ふるまい」がある。
一番もとになるのは「観念」。「観念」とは現実とはこういうものなのだと教え込まれた、あるいは信じている定義のこと。
ほとんど周りの大人(主に両親)から注ぎ込まれていく。それによって、パーソナリティは情報をどんどん与えられ、あるパターンを持った観念システムに結晶化する。
大体3歳から7歳の間にはっきり固まり、その後の人生で探求すべきテーマのパターンとして見えてくる。
物理的な現実で体験することはすべて、この自分の持っている観念や定義、信じていることからつくられる。自分が自分の現実を作っていると言われるゆえんだ。
2番目は「感情」。感情は、観念から生じる。自分の持っている観念にまつわる感情が湧いてくる。だから、逆に感情をもとにして自分がどんな観念を持っているのか探っていくことができる。
3番目は「ふるまい」。「観念」や「感情」から物理的なふるまい、つまり、行動や反応が生み出される。「感情」は英語ではemotion。動き(motion)を起こすエネルギー(e-)だ。
このパーソナリティの基本的な構造は変わらない。私たちは、その枠組みの中で、この3要素の枠組みをたえず変えながら、それぞれの現実を経験している。
引用元: バシャールゴールド
P67からの引用です。
(音声入力使用の為一部表記が異なる個所があります。)
この定義をしっかり押さえた上で、エゴを観察する習慣をつけると、自分がどんな「観念」で世界を創っていたのかに気づきやすくなります。
外側の現実世界を使って、何を感じているのか。どんな周波数を使ってきたのか。
エゴという感覚機能はどのように世界を感じているのか。この感情の源は何なのか?どんな「観念」を使って世界を体験しているのか?