『エゴの中身と構造』-プログラムⅠ(NO.15)-

テキスト

エゴの中身と構造 

モノとの結びつきによって自分のアイデンティティを強化したいという無意識の衝動は、エゴイスティックな心の構造にしっかりと組み込まれている。

本文省略

最も基本的なレベルでのアイデンティティの対象はモノだ。私の、僕の玩具はいずれ私の車、私の家、私の衣服などになる。私はモノに自分自身を見出そうとするが、しかし完全に同一化しきってそこに没入することはできない。

それがエゴの運命なのだ。

引用元:ニュー・アース 意識が変わる世界が変わる [ エックハルト・トール ] 『第二章エゴという間違った自己のメカニズムーエゴの中身と構造』より

※書籍のご一読を推奨します。

テキスト音声 0:52

テキスト音声は限定公開にしていますので、リンクの共有はお控えください。よろしくお願いします!

MEMO動画 5:41

Navigator’s Comment

モノ(人)を得た喜び、モノ(人)を失った悲しみ、一角の人間になった誇り・・・などなど。

わたしたちはエゴを使って様々な獲得体験、成功体験、喪失体験、慟哭・・を体験してきました。

どれもこの世に生きるゆえに可能である、魂にとっては至上の体験。

そう、魂にとってはどんな体験も豊かさでしかありません。

思う存分、本質的な自己(ほんとうの自分)から分離して、分離して、分離して、憧れの地球での分離体験をかなえてきました。

モノとの結びつきによって自分のアイデンティティを強化したいという無意識の衝動は、エゴイスティックな心の構造にしっかりと組み込まれている。

もともと完璧である本質的な自己(ほんとうの自分)は、このエゴの構造のおかげで、つまり、”欠けている”という不足感がもたらす衝動から、分離行動を重ねてきました。

本質的な自己から分離することで、その不足感を補おうと、外側の世界に意識の一部を投影していきました。

”目醒め”とは、外側に向かっていた意識を再び内側に取り戻し、本質的な自己(ほんとうの自分)に繋がり直すこと。統合していくこと。融合していくこと。

これもまた、至上の体験なのだとおもいます。

ではでは、ALOHA!