自分軸を構築する-「本来の自分自身の波動で生きる」-半年間無償プログラム

拝啓
まだ見ぬ仲間たちへ

人は自分の死を予知できず、人生を尽きせぬ泉だと思う

だがすべて物事は数回起こるか起こらないか

自分の人生を左右したと思えるほど大切な子供の頃の思い出も

あと何回、心に思い浮かべるか

4~5回、思い出すのがせいぜいだ

あと何回、満月を眺めるか

せいぜい20回

だが人は、無限の機会があると思う

-Bernardo Bertolucci, 『The Sheltering Sky』

人生の終焉を迎えようとするまさにそのとき、あなたは何を想うでしょうか。

「わたしはこの人生を十分に味わい尽くした」と満足げに笑みを浮かべ、肉体を去るのか。

はたまた、そのときにしてようやく命の儚さに気づき、自分の本願を生きなかったことに後悔するのか。

このプログラムは、あなたが”本当の自分”に繋がり直すことをサポートするプログラムです。

”魂は永遠の存在である”と云われますが、わたしたちが”自分”と考えている固有の肉体意識との結びつきは一度きり。

エゴの声だけに従って生涯を終えるのか、あるいは肉体意識と魂意識を調和させ、気づきの中で人生を軽やかに創造していくのか。

これはどちらの生き方が正しいとか、進んでいるとかの比較ではありません。

命をどうトラエて、残りの人生をどんなフウに体験していきたいのか、という命の使いみちについての問いかけです。

そのようなことに興味がおありでしたら、少し長文になりますが、ここから先をお読みください。

あなたが”自分という存在”に思いを巡らせるささやかなスパイスとなれば、書き手冥利に尽きます。

この記事は読むだけで目醒めのきっかけを促すように意図しています。

では、いざ、参りましょう。

”本当の自分” とは、な・ん・な・の・だ?

『常識とは、18歳までに身につけた偏見のコレクションのことをいう。』と、アルベルト・アインシュタインは云いました。

こんなふうに彼はサラリと云ってのけ、自身の才能を遺憾なく発揮していきましたが、わたしがこれを知識としてではなく体感として”わかった”のは40代に入ってからのことでした。

10代から心理学や形而上学的なことは学んできてはいましたが、それらはあくまで”頭の中”へ蓄積された知識であり、その知識がわたしを”本当の自分”へ誘うことはありませんでした。

わたしが、スピリチュアルの世界で云う、いわゆる”一瞥の体験”、”ワンネス体験”のようなものを体験しはじめたのは、東日本大震災を経験してから数年後のこと。

この『よ・う・な・も・の』体験が起こるたびに、”わたしをわたしと思わせていた幻想”が剥がれ落ちていきました。

そして今わかることは、多くの人がこの”幻想”を自分だと思い込んで生きているということ。

そしてこの”幻想”に気づかない限り、外側の世界へ適合することにばかり莫大なエネルギーを注ぎ続け、己を知らぬまま眠りつづけていくことになる、ということ。

思考そのものを ”自分” と思って生きてはいないか?

さて、”自分”とはいったいなんなのでしょうか。

顕在意識が5%で潜在意識が95%、という話は誰もが何となく耳にしているかと思います。

わたしたちが”自分”と思い込んでいる思考パターン・感情パターン・行動パターンの85%は、幼少時代の養育環境や社会環境(メディアによる情報を含む)からのプログラミングがベースとなっています。

つまり、わたしたちが”わたしと思っている自分”とは、幼少期までに教え込まれた、あるいは信じ込んできたプログラムなのです。

そんなの知ってるよ!

なぞと、後ろから背中を叩かれそうですが、あなたがもし現象界で起きる出来事に一喜一憂しているのなら、あるいはもし起こる出来事を自分以外の誰かや何かのせいにしているのなら

以前のわたしのように、まだ知識だけの状態にとどまっている可能性が高いでしょう。

とはいえ、この現象界で生きる以上、左脳での理解も楽しみどころのひとつ。

というわけで、”本当の自分”とは、な・ん・な・の・だ? を解明すべく、「意識」についてわたしなりにまとめてみました。

”本当の自分”とは多面的な意識の集合体である

意識には顕在意識潜在意識の領域があることをフロイトが発見しました。

のちにユングは、潜在意識の領域に人類共通の意識、”集合的無意識”があると提唱し、神につながる超意識の概念を明らかにしています。

それでは、”わたし”を構成している意識の領域をさらに詳しくみてまいりましょう。

顕在意識とは

自覚している意識-思考であり、知性であり、理性。

神秘主義の捉え方では、魂意識が物理的次元を体験できるのは、肉体意識にある顕在意識の機能による、としています。

平たくいえば肉体とは、魂意識が地球での人生体験を実現するための高機能な地球用ボディースーツであるといえます。

潜在意識とは

自覚できない意識-感情であり、感覚であり、いわゆる心のこと。

意識の割合は、顕在意識層が3~5%、無意識が95~97%と云われ、以下の3つに大別されています。

1)個人的無意識

個人的な体験により学習された信念プログラムのこと。

養育者や学校、社会的環境により受けてきた教育、その他あらゆる情報が蓄積されています。(過去生の記憶も含まれるという説もある)

解釈の仕方により信念プログラムは変わります。

徒競走で転んでみんなに笑われたということを例とした場合、「恥ずかしい」と捉えたか「笑いがとれた」と捉えたかで潜在意識にプログラムされる信念は異なります。

思考、認識、認知、言動は、この信念プログラムがベースとなっており、わたしたちの現実創造に大きく影響していきます。

ちなみに、クリティカルファクターとは、顕在意識と潜在意識の間にあるフィルターであり、脳科学でいうところのRAS(脳幹網様体賦活系)機能と同一と云われています。

日常生活に支障をきたさないように、脳が取り扱う莫大な情報量を潜在意識と顕在意識に振り分ける機能で、13歳(~20歳)くらいまでにフィルターとしての機能が完成していきます。

子どもが天真爛漫なのは、このクリティカルファクターが機能しておらず、潜在意識そのもので存在しているからといえます。

クリティカルファクターが機能するまでに潜在意識にプログラミングされた観念が、その後の人生形成に大きく影響していきます。

ですから、大人になってから気に入らない現実を改善していきたいという場合は、潜在意識の中にある”気に入らない現実を創りあげた観念”にアプローチする必要があるわけです。

2)集合的無意識

全人類に共通して存在する意識のこと。

神話や宗教に見られる共通のテーマだったり、国家や民族を超えて保有されている普遍的なイメージなど。人類の意識はこの領域で繋がりあっているとユングは云います。

わたしたちの意識は、深い部分であらゆる人とつながっており、無意識に影響を受けています。

ここで集合的無意識を理解するために、ある逸話をご紹介いたしましょう。ホ・オポノポノの指導者イハレアカラ・ヒューレン博士のお話です。

ホ・オポノポノとは、もともとネイティブハワイアンの伝統的な「問題解決」法。

「ハワイの人間州宝」にもなった故モーナ・ナラマク・シメオナが現代社会で活用できるようアレンジし、モーナ亡きあとは、ヒューレン博士が世に知らしめました。

ヒューレン博士はハワイ州立病院で働いていた時代、触法精神障害者(刑法罰に問われたものの、 精神障害を理由に不起訴、減刑、あるいは無罪となった人のこと) の病棟に収容されていた人たち全員を、 誰一人診察することなく癒したという伝説のセラピスト。

何が伝説なのかというと、博士は一度も患者を診なかったのです。

何をやったのかというと、博士は患者のカルテを読み、 自分がどのようにしてその人の病気を創りだしたのかを理解するために、自分の内側を見たのです

博士が自分自身を改善するにつれて、患者も改善していきました。

詳細記事はこちらで読めます。

ホ・オポノポノでは『全ての現実は自分が創っている』という宇宙法則に基づいた観点に立ちます。

ですから博士は、外側の現実=収容されている人に働きかけるのではなく、”自分がどのようにしてその人の病気を創りだしたのか” をみつけだし、その現実を創り出した潜在意識にある観念を解放したのです。

『全ての現実は自分が創っている』のですから、その現実を創り出した原因がなくなることで現実が変化し、患者の病状が改善された、というわけです。

3)超意識

ソースエネルギー、創造のエネルギー、神意識、魂、宇宙意識、サムシンググレート、ハイヤーセルフなど様々なことばで表現されています。

アインシュタインはこれを”愛”と呼び、ブッダはこれを”空”と云いました。

神秘主義やスピリチュアルなどでは、ソースエネルギーが人間に宿っていると伝えています。いわゆる肉体意識に宿るスピリットといわれる意識のことです。

わたしたちの源はソースエネルギー。つまり一人一人が神意識であり、すべてはひとつに繋がっています。

「本来の自分自身の波動で生きる」ことを選択する場合、”顕在意識(≒エゴ)”が自分である、は幻想であることに気づいている必要があります。

存在全体(神なる意識、ソースエネルギー)からすれば、エゴとは”わたしという個の体験”を可能にする機能でしかありません。

ですから、考えているわたし、肉体であるわたし、人生はわたしのもの、と考えているわたしはエゴなのです。

”本当の自分” とは、これを知識を超えて実感している、あるいは気づいている存在のこと。

本プログラムの第1部では、エゴについての理解を深めるとともに、エゴを観察するワークを徹底していきます。

”本当の自分”であることを知るためには、内観することがすべてのベースとなるからです。

目に見える世界だけに偏っている場合、ではない。

メディアによる洗脳なのか、教育による横並び意識の弊害か、日常生活の中で、潜在意識、霊性、スピリチュアル、などのいわゆる目には見えない世界の話が揶揄なくオープンに話される空気は日本では醸成されていません。

とはいえ、書店では20年前とは比較にならないほどにこれらの世界について書かれた本が並ぶことから、潜在的には多くの人々が自分の内側に興味をもつ時代になってきたといえるでしょう。

世界を見渡せば、グーグルやゴールドマン・サックスなど世界有数の企業では瞑想を取り入れ、ヨーロッパではエネルギー療法が保険適用される時代となっています。

思い込みの解体が、意識を速やかに変容させていく

理論物理学者のリサランドールは、わたしたちの知覚を超えた5次元、6次元などの高次元世界の存在を理論的に提唱しました。

さらにドイツでは「意識」と「物質」をつなぐ12元レベルの情報フィールドにアクセスし、医療や個々人が抱える問題を解決するマシン「タイムウェーバー」が誕生しました。

マーカス・シュミークはタイムウェーバー開発の目的を「人々の意識を目覚めさせること」とし、地球の危機的な状況を救うには国を変えるよりも人々の意識の変容が急務であると述べています。

そして脳科学の分野では、脳神経学者ジル・ボルト・テイラーが自らの体験を以てして万物はエネルギーによってすべてが繋がっていると証言しました。

以下の引用は、テイラー博士が脳卒中によって左脳機能が停止し、右脳機能だけになった状態を体験した描写です。

「もはや自分の体の境界が 分からなくなっていることに気付きました。自分がどこから始まり どこで終わるのか、その境界が分かりませんでした。

腕の原子分子が壁の原子分子と混じり合って 一緒になっているのです。唯一感じ取れるのは エネルギーだけでした

テイラー博士は、右脳と左脳はまったく別の存在であると表現しています。

”違う”のではなく、”別の存在”なのです、と。

汝自身を知れ、汝自身で在れ


科学は今まさに目に見えない”意識の世界”の解明に向かっています。

彼らのような最先端の学者は、自らの研究や体験・発明によって、人々がエゴから脱却し、本当の自分が何者であるのかを知り、本物の豊かさを創造していく世界を目指しているのではないでしょうか。

本プログラムではここまでお伝えしてきたような”思い込み解体”のきっかけとなる情報も随時提供していく予定です。

スピリチュアルや自己啓発を現実逃避のツールにしてはいないか

スピリチュアル難民や引き寄せ難民ということばがありますが、なぜ難民になってしまうのでしょうか。

本来の”引き寄せの法則”とは?

2007年にエスター& ジェリー・ヒックス の「 引き 寄せ の 法則」シリーズ( エイブラハム の 教え)を日本でプロデュースし大 ヒットさせた錦織新氏は、昨今、引き寄せの法則が誤解されているとし、次のように述べています。

引き寄せの法則を誤解して、「自分勝手」「気分次第」という人がたくさん生まれ、 これには周りの人もうさんくさい目で見るばかりです。

・・・(省略)

引き寄せの法則が意図しているのは、願望実現だけではなく、願望実現を入り口とした「魂の成長」です。

引き寄せの法則には、こういうプロセスがもともと入っていたのですが、流行する過程で本質的な部分が抜け落ちてしまっているようです。

もし、何か叶えたい夢があるのであれば、その願望は自分を超えた力や存在とも関係があるんだと、願望を今より少し広がりのあるものだと思ってくださると、理解が進むでしょう。

『「ハートにしたがう」だけで、すべての願いは叶う』ーより引用

錦織氏も著書で述べていますが、引き寄せの法則とは本来、「望んだものを引き寄せる方法」というよりは、「波動の共鳴するものが寄り集まる」という宇宙の法則のこと。

これは別の表現をすると『全ての現実は自分が創っている』ともいえます。先ほどのホ・オポノポノも指摘しているところです。

目の前にある現実はすべて自分の波動(エネルギー)に共鳴するものが寄り集まっている。

よって自分がどのようにしてその現実を創りだしたのかを理解するためには、自分の内側を見る必要がある。

自分の内側にどのような信念プログラムがあったのか。思い込みがあったのか。制限があったのか。

そこから発した波動があなたにその現実を体験させています。

引き寄せ難民と云われる人々は、この本質的なことを理解していないために、単に引き寄せがうまくいったか・いかないかという外側の世界の結果だけにとらわれジレンマに陥っています。

引き寄せの法則を含めスピリチュアル、あるいは自己啓発などをエゴを満足させるために使うのか、本当の自分に繋がるために使うのかは、あなたの選択次第となります。

エゴが満足する世界とは、いつも欲しがり、何かに駆り立てられるように成功するか失敗するか、安定するかしないか、といったシーソーゲームの様相を呈す不安定な世界です。

「波動の共鳴するものが寄り集まる」

『全ての現実は自分が創っている』

宇宙の法則を本当の自分に繋がるために使うのなら、現実世界の全ては本当の自分を知るためのギフトとなります。求め続ける世界とは無縁の世界です。

お金もうけをしたい、目の前の自分の人生を良くしたいという領域のスピリチュアルでは、いつまでたっても本物の豊かさを味わうことはできません。

なぜならそれはエゴが満足する世界の領域にとどまっているからです。

とはいえ、このようなエゴを満足させるようなスピリチュアルも本当の自分に還るプロセスのひとつとして、わたしにとっては必要な道でもありました。

そしてご縁あってこのタイミングでこの記事をお読みになってるあなたは、もうこれらのことに気づき始めている方か、そのプロセスを通過している方だと思います。

本当の自分との繋がりが回復されるプロセスにおいて、魂が望む豊かさが勝手に現れていくのが引き寄せの法則の教えです。それがお金なのか、なんなのかは各人の本願によるのでしょう。

本来のスピリチュアルは現実逃避とは無縁でリアルなもの。

なぜなら、あるがままの自分と向き合いつづけることだから。そしてそれはアップダウンの激しいワクワクではなく静かなワクワクとともにあります。

エゴではなくハイヤーセルフと繋がっていくので、展開される現実すべてが最高・最善であることを知っているからです。大いなる自己に安心して身をゆだねている状態。

観自在の状態です。

あなたはどの意識ステージにいるのか?

”意識の変容”については、古今東西様々な文献で論じられています。

代表的なものとしてはマズローの欲求5段階説。アメリカの心理学者マズローは、人間の基本的欲求を5段階に分類しました。

1段階:生理的欲求 (Physiological needs)

2段階:安全の欲求 (Safety needs)

3段階:社会的欲求 / 所属と愛の欲求 (Social needs / Love and belonging)

4段階:承認(尊重)の欲求 (Esteem)

5段階:自己実現の欲求 (Self-actualization)

形而上学や心理学を学ばれた方ならお分かりかと思いますが、これらの5段階はすべてエゴの意識領域にとどまっています。

しかしながら実は晩年、マズローは6段階目の”自己超越の欲求”を提唱していました。

”自己超越の欲求”とはすなわち、本当の自分(超意識)への回帰欲求を指しています。

また、新しい組織マネジメントを提唱したフレデリック・ラルーの『ティール組織』が大ヒットしていますが、そのベースになった「スパイラル・ダイナミクス理論」では、人間の意識レベルを8つの段階に分類しています。

スパイラル・ダイナミクスとは心理学者クレア・W・グレイブスの理論をベースに、ドン・ベックとクリス・コワンによって作られた「人間と文化の発達」についての理論です。

8つの成長段階を、便宜上、8つに色分けして分類しています。

■ レベル1 ベージュ:生き残り、本能を原動力とする(確実性)

■ レベル2 紫:集団的秩序(確実性)

■ レベル3 赤:権力(確実性、自己重要感)

■ レベル4 青:秩序と絶対者(確実性、自己重要感)

■ レベル5 橙:努力家・成功者(確実性、自己重要感、成長)

■ レベル6 緑:社交性重視(愛、貢献)

■ レベル7 黄:包括的・臨機応変(愛、貢献)

■ レベル8 青緑:目覚めた魂(愛、貢献)

引用元:元宇宙工学者が語る「心の宇宙工学」様のブログより

分離した時代から統合した世界へ

欲求6段階説にせよ、スパイラル・ダイナミクスにしても、ある段階から自我意識、つまりエゴの領域を超越するステージに入っていきます。

天外伺朗氏はこの意識変容を”実存的変容”という深層心理学の用語を用い展開しています。

一般 に、あらゆる戦争、 紛争の根っこには「 シャドーの投影」があることはよく知られていますが、じつは、富、名誉、地位、マイホームなどを目指した戦い、目標をしゃにむに達成しようとして努力するエネルギー源も「 シャドー」 です。

「理想の異性像」を相手に投影して、激しく燃え上がる恋愛も、「シャドー」の分離が原因です(「元型の投影」と呼び ます)。

このモンスター( シャドー)の支配から逃れて自由になることが「実存的変容」ですが、「モンスターのエネルギー」の代わりに「真我のエネルギー」が使えるようになります。「真我のエネルギー」の基本特性は、「無条件の愛」です。

実存的変容 人類が目覚め「ティールの時代」が来る

エゴを主体とした意識領域では、外側からの期待や要求に応えつづけるために「怖れと不安」といった分離のエネルギーを駆動し、世界を創造していきます。

離から統合への移行とは、怖れをエネルギー源にして生きる世界から、愛をエネルギー源として生きる世界への移行のこと。

これは、エゴを主体とした意識世界から内なる神を主体とした意識世界への移行ともいえます。

スピリチュアリズムでいうところの霊主肉従です。

「本来の自分自身の波動で生きる」とは

東日本大震災後に立ち上げたブログで、セドナメソッドという手法を使った解放ワークを実践し感じたままを書いていました。

あの時から今も変わらない思いがあって、それはセルフワークでしか”本来の自分”へは回帰できないということです。

どんなに素晴らしいセッションもヒーリングも講談も二義的なものであって、自らを本来の自己へ繋ぎ直すには、自身への日々のメンテナンスしかなく、この手間ひまが本当の自己愛であると、ここ数年改めて実感しています。

しごく当たり前のことなんですが、この当たり前のことをわたしはできませんでした。

ですので、今思えば、セミナージプシーでしたし、読書ジプシーでもありました。情報をいれただけで、その気になるんですね。己の欠乏を外側の誰かや何かに満たしてもらおうと情報収集に勤しむ。

今思えば、これやってると楽なんです。やってる気にはなるし、分かった気にはなるし、成長している気になるから。

これ昔のわたしのように自覚なしにやってる方、結構いらっしゃいます。きっと身に覚えのある方も多いことでしょう。

アウトプットが続かないのは、痛みを再体験したくないから、これにつきます。しかも自覚がないのです。そのくらい葬り去ってきたんです、見ないように、見ないようにって。

自己受容とか、自己愛とか、皆さんどうとらえて、どのように対処していらっしゃるでしょうか?

いろいろな手法で努力されてきたとは思いますが、最終的には自らが外側に適合するために葬り去ってきた痛み(自覚していようが無自覚であろうが)に気づいて、救い上げていく(手放していく)ことなんだと思います。

潜在意識の中に葬り去られた痛み(誤った観念)を浄化する。これを顕在意識レベルで統合する。自己の救済(自己受容・自己愛)は気づくことでしか成しえない。

それはつまり他の誰でもない自分自身でやるしかなく、覚悟が必要なわけです。葬り去ったものを受容していく覚悟とそういう自分自身を世界で表現していく覚悟がですね。

導いてもらうことはできるし、大いにリスペクトできる方の教えを活用すればいいと思います。

しかしながら、同時に”助けてもらうことはできない”とキッパリと目を覚まし自律していることはとても大切です。

眠りながら道を歩くことはできないのです。

本当に目醒めたかったら、自分で立つ(断つ)とスパッと決める。決めてしまう。

”本当の自分に還る”とは、玉ねぎの皮をめくるように己でないものを解放し、真我へ調和していく道なのです。

その道すがら受肉する前に描いてきたブループリント、つまり魂のデザインが徐々に明かされていきます。

命の本当の望みであるそのデザインを私であるものが表現をしていく。

肉体意識と魂意識の協同創造。

命の望みを叶えていくたびに意識は拡大していくのだと思います。

わたしはこういう生き方が、「本来の自分自身の波動で生きる」であり、震災後に私の内部に湧いた”本当の自分に還り、本物の豊かさを味わう”ことなのだとここ数年実感しています。

『命を全うする』という人間本来の生き方。

「本来の自分自身の波動で生きる」-自分軸を構築するための半年間無償プログラム概要

本プログラムが目指すもの

エックハルト・トールの『ニュー・アース』をテキストとして使用し、エゴの機能不全を理解し、エゴを観察する習慣を身につけます。

統合意識、つまり内なる神の意識に繋がっていくには、エゴの正体を知り、刷り込まれたパターンやプログラミングに気づいていくことで潜在意識にたまった不要な観念を解放していく必要があります。

本プログラムは、エゴの観察を習慣化することで解放をサポートしていくツールとして機能します。

で、この『ニュー・アース』ですが、一人で読んでいると眠くなります。寝なくても理解しづらいので、音声でなんとなく頭に入れてもらいつつ、動画でも解説を入れていきます。

そしてもうひとつ、津留晃一さんのメッセージ集もテキストとして使用し、現実創造の仕組みを理解していきます。

現実創造の仕組みを理解することで、”幻想=思い込み”を解体しやすくします。

テキスト以外では、解放・統合ワーク(エネルギーワーク)の紹介や私自身が会得してきたオリジナルワーク、瞑想法、その他のスキルなどもお伝えしていきます。

いくつかの手法を知ることでご自身にあったものを選択していただけたらという思いです。

また予定ですが、会員の方からの質問や相談をまとめた音声動画の提供、”宇宙法則”をテーマとした形而上学、心理学、その他生活に関わるお役立ち情報などお伝えしていければと思っています。

わたしがこれまで知り得た情報、投資してきた情報の中で自分が納得できたもの、効果があった手法を明らかにしていきますので、ご自身に合うものを取捨選択し日々のセルフワークに活用していただければというスタンスです。

プログラムⅠ まとめ

1.エックハルト・トールの『ニュー・アース』を活用し、エゴの機能不全を理解し、エゴの観察を通じてエゴの正体を知り尽くす。

2.津留晃一さんのメッセージ集を活用し、現実創造の仕組みを理解する。

3.サブコンテンツとして統合ワーク(エネルギーワーク)スキルの情報提供

4.会員さんからの質問や相談のまとめ音声動画

5.”宇宙法則”をテーマとしたお役立ち情報など

ちなみに、プログラムⅠ終了後は、プログラムはⅡ部、Ⅲ部など続きもあるかもしれませんが、内容は未定です。

プログラムをやる理由

わたしのライフ・テーマは”本当の自分に還り、本物の豊かさを味わう”です。

ですので、意識が共通のベクトルに向いている仲間たちと統合の世界で遊びたい!というのが動機です。

林檎女史の↓↓の歌を聴いていたらインスピレーションが降ってきたと云いますか・・・そのくらいシンプルだったりします。

このプログラムはスタートラインにすぎませんが、その遊びがどんなカタチとなっていくのかはわたしにも未知の世界です。

それはたぶん、共に創り上げていくという様相を帯びているからなんだと感じています。

なぜなら、わたしにはこんなビジョンが見えているから。

これから展開される新たな世界の中で、今まで埋もれていた”本来の自分”の創造性を活かしあう仲間たちの後光。

本当の自分に還り、本物の豊かさを味わっている神々の姿。

プログラムを無償にする理由

↑の理由から、です。

ただし、ひとつだけお願いがあります。

プログラム参加にあたってのお願いと注意事項

お願い

このプログラムに参加して役に立つ!と思われましたら、プログラムのご紹介をお願いします。

あなたの個人的なお付き合いのある方でも結構ですし、お持ちの媒体(ブログやツイッターなど)上でも結構です。

注意事項

このプログラムは、エゴから遠ざかってハイヤーセルフの視点に向かうように意図していますので、エゴが喜ぶ刺激的な面白さは全くありません。

エゴを自分と思い込んでいた錯覚から目覚めていくためのサポートツールとして活用していただくことに価値があります。

プログラムの参加方法について

プログラムを数日おきにメール配信していたら、1年半くらい経過してしまい、半年間無償どころではなくなっていましたw

現在はメール配信を行ってはおりませんので、ご自身のペースで活用していただければと思います。

目覚めのリマインドツールとして末永く気軽にご利用していただけましたら、いつかご自身のタイミングで”AHA体験”をされることでしょう。きっと。

友だち追加をしていただき会員登録をしていただくことで、メンバーズ用のコンテンツを閲覧するための情報をお渡ししております。

無駄にセールスコンテンツを垂れ流しする気はございませんので、ご安心をw

友だち追加

LINE ID→@453ysklx

登録がうまくいかない場合は、こちらのお問い合わせフォームよりご連絡願います。

お伝えしたかったことは以上です。

何かに、どこかに、感じるところがありましたら、是非ご参加ください。

あなたとの繋がりが再開できることを心からお待ちしております。

それでは、最後までお読みいただき、ありがとうございました。

まだ見ぬ光の仲間たちへ、ALOHA!

敬具