「大きな全体像のなかに位置づけて、地球という星での人生を見れば、不安は減り、本来の生きる情熱がほとばしるはずだ。」byエイブラハムの教え

あなたがたのなかで「本当のあなたがた」の「広い視点」が目覚めれば、今の人生経験は非常に高く評価されるだろう。

大きな全体像のなかに位置づけて、地球という星での人生を見れば、不安は減り、本来の生きる情熱がほとばしるはずだ。


P30からの引用です。

 

「本当のわたしたち」は、ソースエネルギー、宇宙根源神の分霊(わけみたま)。

 

宇宙根源神の分霊であるわたしたちは、地球という星で二元性を体験するためにわざわざ波動を下げて肉体に宿ったと云われています。

 

本来、愛そのものでプリップリに完全なエネルギーであるわたしたちは、分離(欠けている、不足しているという感覚から生じるあらゆる観念)を体験したくて体験したくてうずうずして、ヤッター!地球にキター!とやって来ました。

 

大いなる分霊の視点で世界をみれば、いま目の前にある体験、いままで経験してきた体験は、すべてがわたしたちの思い通りの体験。悲しい体験も喜ばしい体験もすべてが成功体験となります。

 

不足を満たす視点のエゴさんは激しく抵抗するでしょうが。。。

 

わたしたちはこれまで、大いなる分霊としての”本当の自分”を忘れ、つねに目の前の体験をエゴさんの視点で判断してきました。これはいい、これは駄目だ、こうなったらどうしよう、怖いから無難にしていこう・・・などなど。

 

でも、それでよかったんです。忘れることができたから、地球での分離のドラマにどっぷりと浸かることができたのです。

 

しかし、”本当の自分”は、肉体に入る前に描いてきた青写真(ブループリント)をスムーズに体験できない場合、目が醒めるような(エゴさんにとっては辛いと思われる)現実を創造し、本来の目的を果たそうとします。

 

いわゆる成功者や偉人と呼ばれる人の多くが、人生の転換期に大病や大きな事故などによって人生の大転換をしている場合がありますが、これはその出来事によって、これでもかという割合で”本当の自分”を思い出させるために、采配されたもの。

 

肉体から離れて、大いなる分霊としての”本当の自分”へ帰るとき、地球での体験は悔いのないものになっていたか否か。後悔しても後戻りはできません。また赤ちゃんからやり直しです(笑)

 

今もし、とても辛いドラマの中にいるのなら、あるいはこの先そういった環境に出逢ったときに、このことばを思い出してみてください。

 

大いなる分霊としての”本当の自分”は、何を気づかせたくて、この体験を創造したのだろうか。

 

この視点に立ち世界を見渡すと、エイブラハムが云わんとすることがじんわり身に染みてきます。

 

”大きな全体像のなかに位置づけて、地球という星での人生を見れば、不安は減り、本来の生きる情熱がほとばしるはずだ。

 

小我から大我へ視座をずらせば、世界はわたしたちの思い通りに展開しているのです。

 

目の前の現実が、自分の内側を投影している。世界は自分の思うがままに創造されている。

 

これが腑に落ちるほどに、引き寄せの法則がスムーズに活用できるようになります。