「転換のプロセス」で人世は変わる-byエイブラハムの教え

「転換のプロセス」で人世は変わる

「転換のプロセス」とは、すべての物事には実は「望むこと」と「望みが満たされていないこと」の二つの面があることをはっきり認識し、望むことを意図的に語ったり考えたりすることを指す。

「転換」すると、すべての事柄について望ましい面を自分のなかで活性化できる。それができれば、すべてについて望むほうのエッセンスが経験の中に現れる。


P47からの引用です。

 

「望むこと」と「望みが満たされていないこと」をはっきりと認識するために利用するのがエイブラハムがいうコントラスト、つまり現実世界でのあれやこれやの出来事のことです。

 

宇宙の基本原則である共鳴共振の法則に則れば、目の前に起きている現実は、少し前の自分の波動に共鳴した世界、つまり自分が引き寄せた世界(現実)。別の視点からみると、自分がどんな波動をだしていたかを現実が教えてくれる、と解釈できます。

 

なのでエイブラハムはコントラスト、つまり引き寄せた現実世界から、「望むこと」と「望みが満たされていないこと」をはっきりと認識したうえで、ほんとうは何が自分の望みだったのか、ほんとうの自分の望みは何であったのか、を知ることから引き寄せが始まる、と伝えています。

 

本当の望みを知ることで(転換することで)、ようやく意識のベクトルを望みに向けることができるわけです。

 

よく自己啓発なんかでは、アファメーションを唱えましょうなんていいますが、ここでエイブラハムの注意がひとつ。そのアファメーションを疑っているうちは、ことばは決してあなたの望みを運んできてはくれないということ。

 

「引き寄せの法則」はあなたの言葉に反応するのではなく、あなた自身が発している波動に作用するから。

 

わたしたちを含め、万物全てがエネルギーで創られていますから、自分がどんなエネルギーを発しているのかに配慮できるようになるのが、「転換のプロセス」への近道となります。

 

わたしは自分を愛するってどうすればいいの?なんて長い間思っていたんですけどね、いまはこんなふうに思っています。

 

自分を愛するとは、自分のエネルギーに気を配ってあげること。